イスファハン州で爆発音、イスラエルによる攻撃の可能性
イラン中部のイスファハン州で爆発音が聞こえるとの報告がある一方で、イスラエルがイランを攻撃したとの情報が流れ、国際的な緊張が高まっています。
イランの体制寄りのメディア、ファルス通信は今のところ爆発の詳しい状況や原因は分かっていないと報じ、またイスラエルの対抗措置かどうかも明らかでないとしています。
爆発の地点はイスファハン空港や空軍基地が近くにある地域だとされています。
それとは別のイランの国営通信はイスファハン州をはじめとする国内の複数の州で防空システムが稼働しており、いくつかの空港での運航が見合わせられているとも伝えています。
アメリカのメディアは、イスラエルがイランに対し報復措置としてミサイルを発射したと伝えており、この爆発との関連が疑われています。
イスラエルからの公式なリアクションはまだ出ていない
テヘランからの現地報告では詳しい被害状況はまだわかっておらず、イラン政府からの公式なリアクションもまだ出ていない状況です。
しかし、イランはこれまでイスラエルの対抗措置に対し反撃するとけん制していたため、特にイスラエル側からの攻撃だと判断される場合、強い反発が予想されます。
一方、イスラエル側からは今のところ公式なコメントは出ていませんが、先週のイランによる攻撃を受けて対抗策の検討が進められているとの情報があります。
この件については今後の発展に注目が集まっています。