バグダッド南部での爆発
緊迫する中東で再び衝撃が走りました。
イランの支援を受ける民兵組織が利用するイラクの首都バグダッド南部の基地で20日、大規模な爆発が発生しました。
イランおよびイスラエル間の攻撃の応酬が続いている中での爆発であり、そのタイミングと地点が注目されています。
爆発が起きた基地は、イスラム教シーア派の強力な民兵組織、人民動員隊の施設であることが確認されています。
原因不明の爆発とその影響
事態を重く見たイラクの人民動員隊は、同日中に公式に爆発事故を報告しましたが、爆発の具体的な原因には触れていません。
この爆発により少なくとも1人が死亡し、6人が負傷したとロイター通信は伝えています。
イランメディアはミサイルによる攻撃の可能性を指摘していますが、アメリカやイスラエルは関与を否定しており、謎は深まるばかりです。
この爆発は中東地帯の緊張をさらに高めることとなり、国際社会からは警戒の声が上がっています。