整形外科医が受け取った賄賂の詳細
東京労災病院の整形外科医である浅沼雄太容疑者が、医療機器メーカーHOYA Technosurgicalの製品を優先的に使用する見返りに、営業担当者から現金約50万円を受け取ったとして逮捕されました。
捜査関係者によると、浅沼容疑者は製品を使用する度に現金化できるポイントが与えられ、その累積ポイントに応じてメーカーから現金を受け取っていたことが明らかにされています。
昇進後の影響力を利用した疑惑
さらに調査中、浅沼容疑者が整形外科の副部長に昇進した2021年以降、他の医師たちにも同じ製品の使用を促していたことが判明しました。
他の医師が製品を使用した場合も、浅沼容疑者にはポイントが付与されており、警視庁は浅沼容疑者が副部長の立場を利用して製品の使用を推奨した疑いがあると見て、詳細な経緯を調べています。