首相が認める農業部門の現状と対策
昨日、NHKニュースの中で内閣総理大臣岸田文雄氏が農業所得及び円安、物価高について発言しました。
酪農家は円安による影響を大きく受けている事について、岸田総理大臣は「物価高、コスト高、こういったことの中にあって、厳しい状況にあること、これは重く受け止めております」と述べ、農家の現況を認識していることを示しました。
また、中長期的な視点からは「農地の集積集約化、ブランド化によって、農業所得、全体としては上昇傾向にある」と述べました。
農業コスト抑制と物価対策についての政策方向
その一方で総理は、「この累次にわたる配合飼料コスト、肥料コストの抑制策など、累次の物価高騰対策、これを用意しているところであります」と、具体的な対策についても触れました。
これらの発言は、政府の農家への財政支援についての意識を高める一方で、生産者と消費者の間での理解を深め、農業部門の中長期的な成長を目指す意思を示したものと見られます。
今後の政府の具体的な動きに注目が集まることでしょう。