使用済み核燃料の安全な保管施設確認のための地質調査開始
中国電力は、山口県上関町で使用済み核燃料の一時保管を目的とした中間貯蔵施設の建設に向け、地質調査のためのボーリング調査を本日開始しました。
これは、施設建設の安全性を確認するために行われます。
中国電力によると、調査は敷地内の11箇所で行われ、最深部では300メートルまで掘削して地質を調べる予定です。
この調査には約半年かかる見込みです。
地質調査の進展と地元との対立
敷地の準備として、中国電力は過去1年間、文献調査や敷地内の木伐採などを進めてきました。
これにより、地質学的な安全性を確認し、建設が可能かどうかの最終判断を行うことができます。
しかし、このプロジェクトは地元住民から反対の声が上がっており、本日も施設の建設反対を訴えるデモが敷地入口で行われました。