アメリカからの精密ミサイル供与
アメリカ政府高官は、ロシアからの軍事侵攻が続くウクライナに対して、精密な攻撃が可能とされる射程の長いミサイルを供与していたことを明らかにしました。
ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は記者会見で、ウクライナが求めていた射程の長いミサイル、ATACMSについてバイデン大統領が2月に相当な数を供与することを命じたと述べました。
このミサイルはすでにウクライナに届いており、今後も供与を続ける方針です。
ミサイル使用の地理的制限と影響
サリバン補佐官は、これらのミサイルはウクライナ領内での使用に限定されており、ロシア領土への攻撃を目的としたものではないと強調しました。
しかし、アメリカメディアによると、このミサイルの最大射程は約300キロとされ、その射程にはロシアが一方的に併合したクリミアの重要都市であるセバストポリも含まれることになります。