68年間の歴史に終止符、下高井戸駅前市場が閉店
昭和の風情が残る下高井戸駅前市場が、68年の歴史に終止符を打ちました。
かつては16の店舗が連なり、地元住民の生活を支えていましたが、近年は10店舗ほどに減少し、最終的には鮮魚店、豆腐店、時計店の3店舗が残るのみとなりました。
市場の終了は、建物の老朽化と再開発計画によるもので、跡地は駅前広場として活用される予定です。
地元商店の新たなスタート、不安と期待混ざる新たな一歩
市場が閉じた後は、地元で人気のあった長谷川商店が、駅のすぐそばの仮店舗で営業を再開します。
店主の長谷川泰右さんとその家族は、新たな開始に向けて希望を持ちつつも、地元の顧客との絆を大事にしながら前に進む準備をしています。
新しい始まりは不安と期待が混在しながらも、昭和の時代から受け継がれてきた市場の魅力を未来に繋げる重要な一歩となります。