G7会合での大きな一歩
G7(主要7か国)の気候・エネルギー・環境相会合がイタリア北部のトリノで開かれ、重要な議題として石炭火力発電の廃止が取り上げられました。
会議の主催国であるイタリアの閣僚によると、参加国は2035年までに石炭火力発電を段階的に廃止することに合意したと発表されました。
具体的な実施方針と国際協調の今後
この合意は、気候変動対策を強化し、グローバルな温室効果ガス削減を目指す中での重要な一歩とされています。
合意にはイギリスやイタリアが強く推進する一方で、石炭火力の一定の活用を維持する方針を示していた日本などからの意見もある中での決定がなされたことから、今後の具体的な実施方針や国際協調の形が注目されます。