札幌新幹線延伸工事の遅延要因
北海道新幹線の札幌延伸について、鉄道・運輸機構は、現時点では目標としていた2030年度末の開業が困難であると見ており、その見通しを来週にも国土交通省に伝える方向で最終調整を行っていると発表しました。
札幌への新幹線延伸工事は順調に進行していましたが、トンネルの掘削工事中に巨大な岩が発見されて工事が一時中断され、その結果、全体として約3~4年の遅いという見られています。
遅延対策の具体的手段と影響
この情報を受けて、国土交通省は、有識者会議を開催し、工事の進捗状況等について詳細な検証を行う予定です。
同時に、鉄道・運輸機構に対して、工期の短縮を図るための具体的な方策を検討するよう指示しています。
新幹線開業の延期がさらに確定した場合、開業時期について具体的な新たな目標が設定されるまでの間、それが決まらない可能性もあり、その場合、札幌延伸を見越した沿線自治体の町づくりへの影響も予想されます。