OECD議長国演説と中南米訪問予定
岸田文雄首相はきょう早朝、フランスへ出発し経済協力開発機構(OECD)の議長国として演説を行うほか、中南米を訪問します。
これが岸田首相の南米訪問における初めての渡航となります。
しかし、この外遊は衆議院の3つの補欠選挙で自民党が全敗に終わった直後ということもあり、冷ややかな目で見られる可能性もあります。
安全保障と防衛協力の強化計画
岸田総理は外遊中にフランスでのOECD本部での演説やフランスのマクロン大統領との対話を通じて、安全保障と防衛分野での協力関係を強化する予定です。
この訪問の背後には先月のアメリカ訪問による報道各社の支持率上昇等の成功があり、一部の政権幹部は今回の外交行程においても同様の成果を期待しています。
しかしこれらの外交努力を岐路に立たされている国内政策にどう生かすかが問われている状況です。