選挙戦を熱くする第三の候補、ロバート・ケネディ・ジュニア氏
ことし11月のアメリカ大統領選挙まであと半年。
バイデン大統領対トランプ前大統領の2度目の戦いとなりますが、勝敗の鍵を握るのは第3の候補かもしれません。
選挙戦が早くも熱を帯びる中、その動きが注目される第3の候補は、長年環境問題に取り組んできたロバート・ケネディ・ジュニア氏です。
ケネディ元大統領の甥で抜群の知名度があり、小児用ワクチンや新型コロナワクチンに反対の立場をとることでも知られています。
選挙への影響とケネディ氏の戦略
最新の世論調査では、バイデン氏・トランプ氏が支持率40%近くでほぼ並んでいるのに続き、ケネディ氏が13%の支持を得ています。
過去には3人目の候補が大統領選の結果を左右したことがあり、バイデン陣営・トランプ陣営は共にケネディ候補に票を奪われないようけん制を始めています。
ケネディ氏が目指すのはあくまでも自身の勝利で、具体的な結果は大統領選挙までに見せてくれるでしょう。