ラファでの地上作戦と市民の避難
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部のラファで地上作戦を開始する中、現地に滞在するジャーナリストがJNNの取材に応じた。
その取材に応じたのはラファで取材を続けるパレスチナ人ジャーナリストのサミ・アブ・サレムさんだ。
イスラエル軍は6日、ラファ東部の一部エリアに対して避難勧告を発表し7日に限定的な地上作戦を開始した。
これに伴い、イスラエル軍がラファへの攻撃を強めるのではないかとの懸念から、南部最大都市のハンユニスを目指して退避する人々が続出しているという。
不調に終わる停戦交渉と今後の見通し
停戦交渉を巡っては、イスラム組織ハマスが提案の受け入れを発表したが、その後すぐにイスラエル側が受け入れられないとする声明を出した。
イスラエルのガラント国防相が人質解放を巡る交渉がうまくいかないのなら作戦を強化すると話したほか、ハマス側はラファヘの攻撃が続くかぎり合意はないと警告している。
現在、停戦の見通しは立っていない。