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トヨタ自動車、過去最高の営業利益を記録し、65歳以上の従業員の再雇用拡大を決定

トヨタの決算、史上最高の営業利益を達成

2024年5月9日、トヨタ自動車は昨年度1年間のグループ全体の決算で、営業利益が日本の上場企業で初めて5兆円を超えたことを発表しました。

売り上げに当たる営業収益は、45兆953億円と過去最高を更新。

営業利益は前の年度から96.4%増えて5兆3529億円となりました。

ハイブリッド車を中心に販売が好調だったことや、北米やヨーロッパを中心に値上げを行った結果、2兆円の増益につながったほか、円安の影響で、6850億円の利益の押し上げがあったと説明しています。

定年後の再雇用制度を全職種へ拡大

一方、トヨタ自動車は同日、これまで一部の職種にしか認めていなかった65歳以上の従業員の再雇用を全職種に拡大する方針を明らかにしました。

現在、トヨタ自動車の定年は60歳で、65歳までの再雇用制度は設けられていますが、65歳以上については再雇用がほぼ無かった。

しかし、2024年8月から、全職種の従業員を対象に65歳以上の再雇用を認める方針を固めたとのこと。

契約期間は1年ごとで、70歳を上限とし、給与や労働条件は現行の再雇用制度に準じて個別に決めるとしています。

また、この決定により、経験豊富なベテランの力を活用し、人手不足の解消や新技術への対応、人材育成に役立てると述べています。

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