プーチン大統領の新任期とウクライナ侵攻
ロシアのウラジミール・プーチン大統領が今週、5期目の就任式を行い、彼の新たな任期が正式にスタートしました。
プーチン大統領はウクライナへの軍事侵攻を成果としてやり遂げることを最大の課題と位置づけていると見られています。
ロシアを代表する外交評論家は、プーチン大統領の思惑について、ロシアの安全が保障される形で、ヨーロッパに新たな戦後秩序を構築し、その問題を解決したうえで次の世代に政権を引き継ぐことを彼自身の歴史的任務と見なしていると分析しています。
中国訪問と外交政策の調整
プーチン大統領は現在71歳で、2030年までの6年間の任期がスタートしたばかりです。
彼は来週にも中国を訪問し、習近平国家主席との会談も計画しています。
中国との友好関係強化を図り、欧米側に対して一段と揺さぶりを強めていくと見られています。
これらの動きからプーチン大統領の外交政策の方針が伺えます。