ガザ北部での激しい戦闘
2024年5月13日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますとイスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザで我々の戦闘を継続し、1月以来制圧していたガザ北部での攻撃を再開しました。
具体的には、12日から13日にかけてガザ北部のジャバリヤで激しい空爆を行い、ハマスとの間での地上戦も行われたと報告されています。
新たな検問所設置とラファでの継続的な作戦
さらに、イスラエル軍は、支援ルートを増やすためガザ北部にアメリカと連携し新たな検問所を設置したと明らかにしています。
しかし、この攻撃は100万人を超える人々が避難生活を送っている南部ラファでの作戦も続けるとの見解で、被害の拡大が懸念されています。
一方で、ガザ保健当局は12日、去年10月の戦闘開始以降のガザでの死者が3万5000人を超え、さらに1万人を超える遺体ががれきの下に埋まったままで、実際の死者の数は大幅に増える可能性があると発表しています。