被告の発言と初期審理
大阪府堺市のマンションで隣の男性を暴行し、死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判が始まりました。
無職の楠本大樹被告は、おととし11月、堺市中区のマンションで隣に住んでいた唐田健也さんに暴行を加え、肋骨を骨折させるなどして死亡させた罪に問われています。
裁判は大阪地裁堺支部で始まった際、楠本被告は唐田さんに暴行したことは認めたものの、
検察の主張と地域の問題提起
人が死ぬような力を加えて殴ったつもりはないと述べ、起訴内容を否認しました。
一方、検察は暴行は強力で回数も多く、唐田さんの死亡と因果関係があると指摘しました。
この事件については、堺市の職員も唐田さんに暴行していたほか、楠本被告の暴行を見て見ぬふりをするなど、不適切な対応が取られていたと報じられています。