警視庁による家宅捜索実施
2024年5月13日、警視庁は政治団体「つばさの党」の事務所などに家宅捜索に入りました。
この動きは、先月行われた衆議院の東京15区の補欠選挙で他の候補者の街頭演説を妨害した疑いが持たれている関係者に対するものです。
その中には、党の幹事長である根本良輔氏や代表の黒川敦彦氏ら3人が含まれており、捜査はこれらの自宅にも及んでいます。
被害陣営からの被害届受理
「つばさの党」は、告示日にJR亀戸駅前で行われた無所属新人の乙武洋匡氏陣営の街頭演説中に近くで大音量の演説をしたり、車のクラクションを鳴らしたりしたとして、警視庁から警告を受けていました。
立憲民主党など他陣営からの被害届も警視庁に受理されており、今後の捜査が進行する方針です。
この事件は、公職選挙法の自由妨害の疑いでの政治団体に対する家宅捜査としては異例の事態であり、その後の捜査結果が注目されています。