日本被団協、アメリカ共和党上院議員の原爆発言に抗議
アメリカ共和党の上院議員が、広島と長崎への原爆投下について、戦争を終わらせる正しい判断だったなどと発言したことについて、日本被団協は、国際人道法に違反しているとして、発言の撤回を求める抗議文をアメリカ大使館に送りました。
発言に対する強い非難と撤回要求
日本被団協は、抗議文で、「今回の発言は国際人道法にも違反している。
核兵器禁止条約も発効している今、時代錯誤の悪意ある妄言としか言えない」と非難し、発言の撤回を求めています。
これに対して、アメリカ共和党のグラム上院議員は、広島と長崎への原爆投下を引き合いに出して、必要な武器の供与を続けるよう主張していました。