頼清徳氏の就任と台湾への圧力
台湾ではあす、頼清徳氏が新しい総統に就任します。
その頼氏。
中国からは、台湾独立派だと警戒され、軍事面での圧力が強まっています。
台湾のシェルター整備とその課題
台湾の新政権への圧力強化と見られます。
台湾では有事への備えを進めています。
毎年、中国によるミサイルなどの攻撃を想定した、防空避難訓練を行っています。
シェルターの場所を示す防空避難の標識。
有事の際には、学校や地下駐車場などがシェルターとして使われます。
その数は全土で8万3000個余り。
収容人数はおよそ5400万人と、総人口の2倍以上を収容できるということです。
こうしたシェルターを整備しようという動きは日本でも。
政府が決めた整備方針では、いわゆる台湾有事なども念頭に、沖縄の5つの市町村に、特定臨時避難施設とする新たなシェルターを造るとしています。
ただ、台湾では、シェルターを巡って課題も。
こちらはビルの地下にあるシェルターですが。
足元、結構水がぬれています。
すごい変な臭いも漂っています。
換気や掃除がされていないケースもあります。
さらに、多くのシェルターは、個人が所有するビルやマンションの地下にあり、いざというときに、開けられない場合もあるといいます。
また、中国との緊張関係が長く続いたことで、有事の際の避難を意識する人が一部に限られています。
現状について、台湾の民間防衛の状況に詳しいネットメディアの幹部は。