誤った目撃情報の確認
大阪府警は友梨さんが連れ去られたのは午後3時20分ごろ、商店を通り過ぎたあとの自宅までの道のりと見ていました。
しかし、詳しく調べると、目撃時間は実際には午後3時50分ごろであり、友梨さんではなく別の女の子だったことが分かりました。
最後に目撃された本当の場所は、男の子とすれ違った地点だったのです。
犯行現場の特定と訂正発表
犯行現場は、商店までの200m。
友梨さんが歩くと3分ほどの間に事件は起きたと考えられるようになりました。
警察が訂正の発表をしたのは事件のおよそ1か月後でした。
捜査に携わった15人の関係者たちは、誘拐事件に特有の初動捜査の難しさを口にしました。