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大規模な資金洗浄、いわゆるマネーロンダリングをしていたとして摘発されたグループが犯罪収益を隠す口座を作る際に銀行の審査で怪しまれないよう対応マニュアルを作っていたことが分かりました。
藤井容疑者らが架空会社の口座を利用して犯罪収益を隠蔽
逮捕された会社役員の藤井亮平容疑者ら12人は、去年5月から6月の間に詐欺で得た210万円などを架空の会社の複数の口座に移して犯罪収益であることを隠した疑いが持たれています。
藤井容疑者らのグループは、知人やSNSを通じて集めた人に対価を支払う代わりに架空の会社の口座を作らせていましたが、その際に銀行の審査で怪しまれないよう、会社名や事業内容を説明する対応マニュアルを示して覚えさせていたということです。
このグループでは1カ月で100億円ほどの金をおよそ4000の口座の間で何度も移し替え、マネーロンダリングしていたとみて警察が実態解明を進めています。