1970年大阪万博の話題:人間洗濯機
>>開幕まで1年を切った大阪・関西万博。
前回・1970年の大阪万博で話題となったのがこちら、
当時の三洋電機が出展した通称、
人間洗濯機です。
超音波で発生させた泡で、
体の汚れを落とすという画期的なものでした。
今、その発想を受け継ぐ新たな人間洗濯機が開発されています。
大阪市内にあるメーカーのショールーム。
展示しているのは、開発中の人間洗濯機の実寸大モデルです。
来年の万博に出展することにしています。
>>ちょっと入ってみますね。
>>会社の会長、
青山恭明さんです。
10歳のときに現地で見た人間洗濯機に魅了され、今回、
出展したいと考えました。
介護現場への可能性と今後の展望
体の汚れを楽に落とすというその発想から、介護の現場に役立てたいと考えました。
介護者の負担が大きい入浴の介助。
この製品を使えば、
ほとんどの入居者の体を1人で洗うことができるといいます。
>>半世紀も前の人間洗濯機の発想を発展させたものなんですね。
人手不足の介護の現場などで広がるといいなと思いました。
>>そうですね、まさに未来の世界を見せるというのが、万博の目
的でもありますよね。
当時の斬新な発想が受け継がれて、新たな製品につながったというこ
とだと思います。