生成AI需要の拡大で純利益が7倍に
アメリカの半導体大手エヌビディアが今年2月から4月期の四半期決算を発表しました。
生成AIの処理に使う半導体の需要拡大が続き、純利益は7倍を超えました。
過去最高の四半期決算を記録、株価も上昇
エヌビディアが22日に発表したことし2月から4月期の売上高は、前の年の同じ時期の3.6倍で日本円でおよそ4兆690億円でした。
また純利益は7.3倍のおよそ2兆3250億円となり、売上高、純利益ともに過去最高で、市場予想も上回りました。
生成AIの処理に使う半導体の需要拡大が引き続き業績を牽引していて、データセンター部門の売上高は前年比5.3倍となりました。
そのほかエヌビディアは増配に加え1株を10株に分割することを発表し、アメリカの株式市場の時間外取引でエヌビディアの株価は一時およそ5%上昇しました。