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中国軍の台湾周辺での軍事演習と台湾国会を巡る抗議活動

中国軍の軍事演習が台湾を包囲

昨日始まった台湾を包囲するように行われている中国軍の軍事演習は今日も続いています。

台湾に近い福建省からの報道によると、中国南部の福建省平潭島では、中国軍が台湾を取り囲む形で軍事演習を行っています。

台湾国防部によると、日本時間のけさ7時までの24時間でおよそ50機の中国の軍用機が台湾海峡周辺で活動していたことが確認されました。

今回は台湾周辺だけでなく、中国に近い金門島や馬祖島も演習地域に含まれており、過去の軍事演習よりも広い範囲で行われています。

中国軍の宣伝映像の公開の仕方も含め、全体的に抑制的な印象がありますが、あくまで今回の軍事演習の目的は慎重に行われています。

台湾国内で続く市民の抗議活動

その台湾では国会にあたる立法院で、野党が主導する法案の採決を巡って市民の抗議の動きが続いています。

最大野党の国民党と民衆党が提出した法案は、総統に対し定期的に立法院での報告や質疑に応じることを求めるなど、総統や行政院の権限を制約する内容が含まれているため、与党・民進党は強く反発し、市民の抗議活動も見られます。

先週には乱闘で立法委員6人がけがをしました。

立法院はきょう再び審議を再開し、注目の法案が今日採決されるかが焦点であり、台湾メディアによると今夜市民らが立法院周辺だけでなく、各地で抗議活動を行う予定です。

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