最高裁判所での敗訴を受けた決定
沖縄県は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事に伴うサンゴの移植について、沖縄防衛局が出していた申請を条件付きで許可しました。
これまで県は不許可としていましたが、先月の最高裁判所で県の敗訴が確定し、農林水産省から許可の指示を受けたためです。
サンゴ移植の条件と監視計画
移植の条件として、サンゴの生存率を高めるために適切な時期を選ぶことや、海水温や作業状況の定期報告、経過観察などが求められています。
県はサンゴの移植作業を綿密に監視し、環境への影響を最小限にとどめる方針です。