郵便局の集配車を物流に活用
人口減少が深刻な中山間地域では、日々の買い物や物流の維持が難しくなっています。
こうした中、地区をくまなく走る郵便局の集配車を、物流に生かそうという新たな取り組みが始まっています。
奈良市と中山間地域を結ぶ新たな物流サービス
奈良市の中心部と地区を1日3往復行き来している郵便局の集配車には空きスペースがあり、それを活用できないかと考えました。
商品は郵便局を経由して地区の交流施設に運ばれ、それを住民が受け取る仕組みです。
サービスは月1650円の定額料金です。
さらに、市街地に戻る車についても空きスペースを活用し、地元でとれた農作物を奈良市の中心部に運ぶことにしました。
農作物は市の中央郵便局に運ばれ、注文した飲食店が受け取りに来ます。