マクロン大統領、ウクライナのロシア軍事施設攻撃を支持
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は28日、ウクライナが欧米から供与された武器を使ってロシアの軍事施設を攻撃することを認めるべきとの考えを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、マクロン大統領はドイツのオラフ・ショルツ首相との共同会見で、ウクライナに向けてミサイルを発射しているロシアの軍事施設への攻撃に、供与した武器が使えないとなると、自国の防衛に使うなということになると指摘。
その上で、ウクライナがそうした施設を無力化することを認めるべきだと発言しました。
民間施設や非攻撃軍施設の攻撃は否定
ただ、民間施設やウクライナを攻撃していない軍施設などは攻撃すべきでないとも強調しました。
またショルツ首相もマクロン大統領の考えに同意するとした上で、武器供与の条件と国際法の下で自衛することは認められるとの考えを示しました。