中国軍、犬型ロボットを使った訓練の紹介
中国の国営メディアは、銃で攻撃ができる犬型のロボットやAI・人工知能を搭載した無人機を使った中国軍の訓練の様子を伝えました。
最先端技術による軍の強化をアピールするねらいと見られます。
AI無人機による訓練の様子と国際的な議論
中国中央テレビは25日、ロボットや無人機を使った訓練の様子を伝えました。
このうち、兵士がリモコンで操作できる犬型のロボットは、歩行動作だけでなく、ジャンプしたり伏せたりもできるほか、偵察映像を送ることができるとしています。
また、重さが50キロある大型の犬型ロボットは、背中に装着されたライフル銃で射撃することができ、兵士と共に建物への侵入訓練を行う様子が紹介されています。
訓練では、AIを搭載した無人機も使われていて、無人機が空中から射撃する様子が確認できます。
こうしたロボットなどは、アメリカ軍も訓練などで使用していますが、中国としても、最先端技術による軍の強化をアピールするねらいがあると見られます。
一方、国際社会では、AIを使った自律型兵器の規制を巡る議論が続いています。