新たな育成就労制度の導入と出入国管理法改正の審議開始
外国人労働者の技能実習制度に変わり、新たに育成就労制度を設けることを柱とした、出入国管理法などの改正案は、きのうから参議院法務委員会で審議が始まりました。
永住許可の取り消しと外国籍の住民からの不安の声
出入国在留管理庁は、永住許可の取り消しについて、永住者の一部が公的義務を履行していないとの指摘があり、制度の適正化を行うものだなどとしています。
一方、長年、日本で暮らす外国籍の人などからは不安の声も上がっていて、横浜中華街で働く人など、16の団体で構成する横浜華僑総会は、今回の法案について、規定の削除を求める陳情書を先週、岸田総理大臣や小泉法務大臣に送りました。