新装置の概要
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、2号機で計画されている核燃料デブリの試験的な取り出しに使う新しい装置が、神戸市の施設で報道陣に公開されました。
私の後ろにあるのが、新たに開発された装置です。
太さ60センチの配管の中を通って、細いパイプを伸ばし、デブリを取り出します。
操作試験と新装置の特徴
格納容器の内部につながる直径60センチの配管から大型のロボットアームを入れて取り出す予定でしたが、配管で見つかった堆積物などが障害となったため、新しい装置は、細いパイプを伸縮させる仕組みになっています。
操作試験では、装置の先端部分からデブリをつかむための機材が下ろされ、小石をつかんで取り出していました。