政府・日銀、9.7兆円の市場介入を実施
ここで速報が入ってきました。
外国為替市場で、歴史的な円安局面が続く中、政府・日銀が先月から今月にかけて、総額9兆7885億円を投じて、市場介入を実施していたことが明らかになりました。
日米金利差が円安の主因、今後の焦点は利下げと利上げ
円相場は今月上旬に一時、1ドル151円台まで値上がりしましたが、足元は1ドル157円台と円安方向に戻っています。
為替相場について、市場関係者の間では、当面、円安基調で推移するという見方が多くなっています。
背景にあるのが日米の金利差です。
日本の長期金利は上昇傾向にありますが、アメリカも堅調な経済のもとで、高い金利水準が続いていて、金利差が大きい状況は変わりそうにないというのが理由です。
今回はアメリカの利下げのタイミングや、日銀がいつ追加の利上げに踏み切るかが焦点となります。