伝統的なやな漁の方法とは
滋賀県高島市の安曇川では、昔ながらの方法でアユを取るやな漁が最盛期を迎えています。
やな漁は竹のすのこを川幅いっぱいに仕掛け、琵琶湖から遡上するアユをいけすに追い込む伝統的な漁法です。
今シーズンのアユ漁の現況
いけすでは体長15センチほどのアユがぴちぴちと跳ね上がり、漁師が手際よくすくい上げていきます。
去年の夏の猛暑の影響で産卵の数が少なく今シーズンは記録的な不漁が続いていましたが、先月初めごろから徐々に回復してきたということです。
やな漁は8月中旬まで行われ、水揚げされたアユは放流用として全国に出荷されます。