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永井さんのカカオプロジェクトと経済的自立支援

ソマリアから始まった元戦闘員支援

ソマリアで起きた大飢きんでした。

そこで永井さんは、NGOを設立し、元戦闘員の社会復帰を支援する活動を始めました。

現在、ソマリアやイエメンなどで、2700人近くの復帰をサポートしています。

ニューヨークのフォーラムに参加したあと、次に向かったのはコロンビアです。

出迎えてくれたアンジェリカさん29歳。

かつて左翼ゲリラ、コロンビア革命軍に参加し、10年にわたって看護や戦闘に従事しました。

コロンビアでは、1964年から内戦が続いてきました。

しかし、アンジェリカさんたち元戦闘員はその経歴が障害となり、社会復帰は思うように進んでいません。

コロンビアでの新たな取り組みとカカオビジネスの可能性

そこで永井さんは、自分の活動への協力を求めにきたのです。

車に乗っておよそ1時間。

永井さんが訪ねたのは山岳地帯にある、元戦闘員が暮らすキャンプです。

元戦闘員たちがゲリラ組織に戻らないようにするには、経済的な自立が大事だと考えている永井さん。

キャンプ周辺にたくさんのカカオが実をつけているのを見つけました。

このカカオを使って何かビジネスができないか。

早速、永井さんは地域にあるチョコレート工場を訪ねました。

元戦闘員たちが栽培するカカオを使って、独自の商品を作ってもらおうというのです。

工場長は永井さんの趣旨に賛同してくれました。

永井さんは現地スタッフを雇って、近々社会復帰支援を本格的にスタートさせると約束しました。

永井さんはやみくもに危険地帯に行くのではなくて、念入りな調査と安全対策をして、大丈夫と判断した場所で活動するということです。

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