政府の今夏の節電要請見送り
政府は今年の夏の節電要請を行わない方針を発表しました。
安定供給見通しと今後の電力需給対策
この夏は全国的に安定供給を見込んでおり、10年に一度の厳しい暑さを想定した場合でも最低限必要な3%の予備率を確保できる見通しです。
特に、電力需給が厳しい東京エリアでも4.1%の予備率を確保できるとしています。
しかしながら、火力発電所の老朽化などにより、引き続き電力需給は予断を許さない状況にあるため、再生可能エネルギーの活用や安全性を確保した原発の再稼働、さらに企業や家庭の省エネ対策などの取り組みが重要とされています。