政治資金規正法の改正採決見送り
2024年6月4日、衆議院の特別委員会は政治資金規正法の改正を巡って採決を見送り、議論を次に引き延ばす決定をしました。
この見送りの背景には、自民党と日本維新の会の間で行われた修正に関する協議があります。
自民党の再修正法案提出と内部対立
自民党は、政策活動費の領収書公開範囲を50万円以下の支給にも広げることを含む再修正法案を提出しました。
ある自民党幹部は、日本維新の会の馬場代表と合意した内容を重視し、反対を避けるための再修正が必要であったと話しています。
しかし、党内からは自民党が譲歩を重ねる姿勢に対する不満の声も上がっており、衆議院の特別委員会では岸田総理大臣への質疑と採決が後日行われる予定です。