非難の応酬とビラが発端
韓国は、北朝鮮との間で非難の応酬が続く中、全ての軍事合意を停止することを発表しました。
この非難の応酬は、韓国の脱北団体が北朝鮮を非難するビラを風船で飛ばしたことがきっかけとなっています。
元々北朝鮮は軍事偵察衛星を打ち上げるなど、合意を無視する行動を続けていました。
合意停止と韓国側の今後の動き
韓国側は、なぜ韓国だけが合意を守らなければならないのかという不満を募らせており、今後は合意の停止をきっかけに、軍事境界線での訓練を再開し、境界近くの監視所の設置などを進めていく見通しです。
風船の飛ばし合いに留まっているうちは良いですが、今後対立がエスカレートしていかないか、注視が必要です。