常総市の避難訓練:豪雨に備える地域の取り組み
9年前の豪雨災害では、鬼怒川が氾濫し、大きな被害を受けた茨城県常総市。
出水期を前に、避難訓練が行われます。
大雨で水位が上がり、鬼怒川につながる川が氾濫のおそれがあるという想定で行われました。
避難所には、地域の住民などが続々と集まります。
室内では避難した人たち向けのテントをたてたり、電動で膨らむベッドの使い方を学んだりしました。
このベッド、豪雨災害のあとに住民たちからの要望で導入されたということです。
唐津市浜玉町のタイムライン策定:住民と専門家の協力
一方、こちらは佐賀県唐津市浜玉町の今坂地区です。
記録的大雨が降った去年7月。
土石流で3人が亡くなりました。
この1年、市が専門家と共に住民の意見を集約しながら進めてきたのが、タイムラインの作成です。
雨が降り始めるかもしれない。
そうなったら、何をチェックするのか。
この地区では住民が取るべき行動などを6つの段階ごとにまとめました。
昨夜は、完成したタイムラインの説明会が開かれました。