増加するエスカレーター事故の実態
エスカレーターでの事故が増加傾向にあります。
今年3月には茨城県のJR水戸駅で72歳の男性がエスカレーターを上り切ったところで倒れているのが見つかり、その後亡くなりました。
さらに、去年5月には東京都内の商業施設で4歳の男の子が手すりに左手を巻き込まれ、けがをしました。
エスカレーターの正しい利用方法と事故防止のための取り組み
片側を空ける意識は昔から根強くあり、親や周りの人々からも教えられてきました。
しかし、専門家によれば、片側を空けること自体が時代遅れであるという指摘もあります。
エスカレーターの文化を研究する江戸川大学の専門家は、エスカレーターの正しい利用方法として両側に立つことを推奨しています。
こうした取り組みが全国各地で採用され、事故の減少に寄与することが期待されています。