初日の議題とウクライナ支援
イタリア南部のプーリア州で行われている2024年のG7サミットが開幕しました。
初日の議題には、ウクライナ情勢やアフリカ、気候変動などが取り上げられました。
ロシアのウクライナ侵攻と長期化する戦争に対して、G7各国の首脳は一致してウクライナを支援する姿勢を示しました。
また、制裁で凍結したロシア中央銀行の資産の活用についても議論が行われ、ゼレンスキー大統領も参加しました。
中国の電気自動車問題と生成AIの規制
中国メーカーの電気自動車の過剰生産問題にも焦点を当て、G7各国は中国をけん制する姿勢を見せることにも集中しました。
さらに、生成AIの急速な発展に対応するため、AIの活用と規制のあり方についても議論が進められました。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇もこの議論に参加しました。
岸田総理大臣はゼレンスキー大統領との個別会談を行い、防衛協力や復旧・復興支援を含む2国間協力文書を締結する予定です。