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保育園バス事故裁判

静岡県牧之原市で発生した保育園バス事故の詳細

先月21日の静岡県牧之原市における保育園バス事故で、当時3歳の河本千奈ちゃんが熱中症により命を失った事件に関連する裁判が今日開かれました。

元園長の増田立義被告と、元担任教師の西原亜子被告が業務上過失致死の罪に問われており、一連の意見陳述が行われました。

検察側と弁護側の主張、および今後の判決について

検察側は、増田被告に禁錮2年6か月、西原被告に禁錮1年を求刑しました。

一方、弁護側は両被告が責任を認め、真摯に反省しているとして、執行猶予を求めました。

裁判の判決は来月4日に言い渡される予定です。

この事故を受けて、国は保育施設等の送迎バスに安全装置の取り付けを義務付け、全国で約54,000台のバスに設置されました。

しかし、安全装置が作動しなかったケースもあり、引き続き安全対策の強化が求められています。

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