銭湯での盗撮容疑と外交特権の行使
在日シンガポール大使館の参事官だった男性が銭湯で男子中学生を盗撮したなどとして書類送検されました。
警視庁によりますと、書類送検された在日シンガポール大使館のシム・シオン・チャイ元参事官は今年2月、東京港区の銭湯に侵入し、当時中学1年の男子生徒の裸を盗撮したなどの疑いが持たれています。
元参事官は当時、駆け付けた警察官に任意で事情を聴かれていましたが、外交特権を行使し、署への任意同行を拒否し、その後、帰国していました。
再来日後の容疑認否と警視庁の対応
警視庁が外務省などを通じて行った出頭要請に本人が応じ、今月9日に再来日していて、調べに対し「裸を見て欲をコントロールできなかった」などと容疑をおおむね認めているということです。