中国海警局、新法令施行で外国人拘束を強化
中国海警局は、中国の領海に違法に侵入した疑いのある外国人を最長60日間拘束できるなどと定めた法令を本日15日から施行しました。
中国と領有権を争うフィリピンのほか、アメリカや日本など関係国は、今回の法令を根拠に、中国側が南シナ海や東シナ海で外国人の拘束などを行う可能性がないか、懸念を強めています。
関係国の対応と専門家の見解
日本を含む関係諸国は、地域の緊張を高めないように慎重な対応を求めるとともに、必要に応じて外交ルートを通じて協議や抗議を行う方針です。
専門家は、この法令が具体的にどのように運用されるかを注意深く観察する必要があると指摘しています。