路上で無許可販売、54歳の男逮捕
大阪市西成区の路上で、許可を得ずに医薬品を販売していたとして、54歳の男が逮捕されました。
午前5時前です。
捜査員が西成の露店の摘発に乗り出しました。
薬機法違反の疑いで現行犯逮捕された無職の石川弘二容疑者は、午前5時ごろ大阪市西成区のあいりん地区の路上で、処方箋が必要な睡眠導入剤20錠を販売目的で並べていた疑いが持たれています。
違法薬の入手経路を調査、警察の取り締まり強化
石川容疑者は調べに対し、小遣い欲しさからこれまで20回くらい販売しておよそ20万円の売り上げがあったなどと容疑を認めています。
警察は他にも現場で精神安定剤などおよそ700錠を押収していて、薬の入手経路などを調べる方針です。
あいりん地区周辺の違法な露店は、警察の摘発などにより減少傾向にありますが、今でも週末の未明から明け方にかけて平均10店ほどが店を出しているということで、警察は取り締まりを強めています。