時事ニュース

シベリア抑留者の遺骨収集と身元特定作業

80年ぶりに故郷へ戻る遺骨

終戦後、過酷な労働を強いられ、およそ5万5000人が亡くなったとされるシベリア抑留では、これまでにおよそ2万2000人分の遺骨が収容され、国は身元を特定する作業を続けています。

このほど、1人の男性の遺骨が佐賀県に住む遺族のもとに帰ってきました。

厚労省による身元特定作業の成果

シベリアに抑留され、亡くなった人の身元を特定する作業を行っている、厚生労働省です。

平成3年から始まったロシア政府からの資料の提供をもとに分析を続ける中、壽弥男さんにつながる記載を確認。

遺族への連絡につながりました。

そしてことし4月。

鑑定の結果、壽弥男さんの遺骨がシベリアのイルクーツク州にある埋葬地で見つかった342人分の遺骨の中にあることが確認されました。

21歳の若さで亡くなっていました。

いろいろお世話かけて本当にありがとうございます。

80年ぶりにふるさとに戻った壽弥男さん。

そこには帰りを待ちわびていた家族がいました。

関連記事

  1. リオデジャネイロ市がデング熱ウイルスの増殖を抑える取り組みを行う…
  2. 兵庫県議会文書問題調査特別委員会
  3. アメリカ大統領選ハリス副大統領の副大統領候補選定
  4. 黒人票と選挙の重要性
  5. トヨタ自動車が5年連続で世界トップの販売見込み
  6. 文面のトピック数
  7. タレント中居正広さんの芸能界引退発表
  8. 日本政府・日銀による市場介入の可能性が市場の関心事。

ピックアップ記事

PAGE TOP