柳発秀さんの自宅売却契約に関する疑惑と大阪地裁の判決
大阪市に住んでいた柳発秀さんは病死する前日に不動産会社と自宅を売却する契約を結んでいました。
この契約を巡っては、先月、大阪地裁は契約書などに直筆の署名がなく、柳さんが交通事故による脳の重い障害の影響で認知機能が低下していたことなどから「契約書は死亡後に偽造された疑いが強く意思に基づかない契約だった」として会社側に賠償を命じる判決を言い渡しています。
遺族による刑事告発の動向
遺族らは、不動産会社が売買契約書を偽造した疑いなどがあるとして、あすにも刑事告発する方針だということです。
不動産会社の代表は「意思の通りに契約し不正はなかった」と話しています。