被害者の不安に対応する新制度の開始
盗撮などの被害者が抱える不安に対応する新たな制度が、きょうから始まります。
盗撮や児童ポルノの画像データなどについて、事件化されるかどうかにかかわらず、検察が行政処分として消去できるようになりました。
違法データの消去や廃棄、クラウドデータへの対応
盗撮や児童ポルノ、リベンジポルノに当たる違法性のあるデータなどを押収した際には、事件化されていなくても、検察官が行政処分として消去したり廃棄したりできるようになります。
また、クラウドなど外部のサーバーにあるデータも、所有者に消去を命じることができます。
新たな制度について、盗撮事件などの捜査経験がある元検事は、今後の運用に期待を示しています。