SNSで広がる偽情報
来月20年ぶりに発行が始まる新しい紙幣について、旧紙幣が使えなくなり、預金封鎖されるなどといった偽情報がSNSで広がっています。
財務省は、今の紙幣が使えなくなることはなく、詐欺行為に注意してほしいと呼びかけています。
財務省の対応と呼びかけ
SNSで広がっている、今の紙幣が使えなくなるといった偽情報です。
たんす預金を半強制的にあぶり出され、国に管理されるとか、預金が封鎖されるなどといった偽情報で、動画の中には20日正午時点でおよそ186万回再生されているものもあります。
中には、対策方法を教えるなどとしたうえで、連絡した人に暗号資産の購入を勧めるアカウントもありました。
財務省によりますと、新紙幣発行の目的は、偽造対策の強化と誰でも利用しやすいユニバーサルデザインの導入で、財務省理財局の担当者は、これまでの紙幣も引き続き使えるので、詐欺行為などには注意してもらいたいと話しています。