相次ぐサイバー攻撃の被害とニコニコ動画の対応
ハッカー集団による不正アクセスなどの被害が日本でも相次いでいます。
最近ではこちらがありました。
出版大手、KADOKAWAのグループ会社が手がけるニコニコ動画。
今月8日、大規模なサイバー攻撃を受けて、サービス停止に追い込まれました。
復旧には少なくとも1か月以上はかかる見込みだとしているんです。
システムを再構築する必要があるからだとしています。
いったん被害を受けると、影響が長期化することもあるサイバー攻撃ですが、対策の需要を見込んで、アメリカ企業が日本での事業を強化する動きが出ています。
シスコシステムズの対策強化と日本市場への進出
アメリカの通信大手、シスコシステムズは、専門家を集めた拠点を年内にも東京に設ける方針です。
先週来日した、チャック・ロビンスCEOがインタビューに応じました。
そして、政府のサイバー対策などへの助言も行えるアドバイザーを置くほか、国内企業の対策強化を支援する専門チームを常駐させる方針を明らかにしました。
このように述べて、日本政府や企業との連携を深めていく考えを強調しました。