「恵」の食材費過大徴収問題と厚生労働省の対応
障害者向けのグループホームを運営する「恵」が食材費を過大に徴収するなどしていた問題で、厚生労働省が法律に基づき連座制を適用する方針を固めたことが分かりました。
適用された場合は全国のおよそ100か所の施設が順次運営できなくなります。
全国の施設への影響と今後の見通し
関係者によりますと、これを受けて厚労省は会社が組織的に不正に関与していたとして障害者総合支援法に基づき、ほかのグループホームなどにも今後指定の更新を認めない連座制を適用する方針を固めたことが分かりました。
適用されると「恵」が運営している全国およそ100か所の施設で6年ごとの指定の更新が認められず、順次施設の運営ができなくなる見通しです。