北朝鮮の弾道ミサイル発射と映像の確認
けさ早く、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、 日本のEEZ・排他的経済水域の外側に落下したと見られています。
極超音速ミサイルの発射実験だった可能性も指摘される、今回の発射。
その時刻と同じころに撮影したと される映像に写っていたのは。
弾道ミサイルが発射された、けさ5時半ごろ、 同じころに北朝鮮の近くから撮影したとされる映像です。
上昇したあと、 このような動きも確認できます。
韓国軍の反応と地域の軍事的緊張
極超音速ミサイルは、音速の5倍以上で、 低空を変則軌道で飛行するため、探知や迎撃が難しいとされていま す。
北朝鮮は、 国防5か年計画で最優先事業の1つと位置づけて開発を急いでいま す。
ただ、韓国軍は今回の発射につい て失敗したと推定されると発表しています。
その北朝鮮では、朝鮮戦争の勃発から74年となったきのう、大規 模な反米集会が開かれ、戦争抑止力を千倍にするなどとして、核戦 力を強化していく姿勢を強調していました。
こうした中、韓国軍はきょう、海上の境界線近くで、 定例の訓練としては、およそ7年ぶりとなる砲撃訓練を実施。
また、 近く行われる予定の日米韓3か国の新たな共同訓練に参加する、 アメリカ海軍の原子力空母が、 寄港していた韓国のプサンを出港しました。
北朝鮮によるさらなるミサイル発射などへの警戒が強まっています。